朝起きれない!自分が一番苦しんだADHDの特性はストラテラをやめてからどうなったか?

おれはもうおなかすいた(@ADHDブロガー・薬剤師

 

そろそろ秋冬。朝起きれないシーズンインでございます。でもADHDにとって、朝起きれないはシーズン関係ありません。

 

 

ストラテラを飲んでから、朝の目覚めが劇的に改善した話はこの後に紹介するけど、昔もしたね。

 

 

そして、今、ストラテラをやめて約半年が経ち……ストラテラをやめてからの朝の目覚めはどうなっているでしょうか?

 

 

目次

ストラテラをやめてからも寝起きが良い状態はキープできている

ADHDの朝起きれないはストラテラで一発解決

ぼくの朝起きれない原因は、ADHDのせい。ストラテラの治療を開始したら、生きてきた中で最も苦しんだ朝起きれないが嘘のように改善した……というのは昔に記事にした。

 

〜ストラテラを1年半飲んで特に変わったことは何?〜

ストラテラを1年半飲んで特に!!感じる睡眠のこと

 

 

主治医も言ってたんだけど、ADHDの特性は人それぞれ違って、「朝起きれない」もよくみられると。でも、リアル社会で最近ADHDの方々と交流するようになって、朝起きれないで悩んでいるという話はまだ聞かない。

 

 

自分は特に朝起きれないで悩んでたからだけど、ADHDならみんな朝起きれないでしょ?くらいの感覚だったので、これはとても驚いた。

 

 

やっぱADHDの特性は個人差が大きいよね。

 

 

驚くべきはストラテラをやめてからも寝起きが良いこと

そんで目覚めの悪さは、ストラテラを飲むことで一発で解決したんだけど、さらに驚くべきことがストラテラを飲むことをやめてからも継続していること。

 

 

ぼくはストラテラを2018年の3月にやめた。

 

〜ぼくのストラテラからの卒業ストーリー〜

主治医と相談してストラテラを結局やめることになった話

 

 

ストラテラをやめてからは、飲んでる頃よりはシャキッと起きれない。特に朝9時に出勤するために、8時30分に起きるとかになると、特に。

 

 

でも、この朝起きれないが一般的な人の、「朝起きれない」とか「朝が辛い」とかの感覚なんだろうなと思う。ストラテラを飲んだことがなかったときの、朝起きれないとは質が全然違うのだ。

 

 

ストラテラをやめたら、また寝起きが悪くなるんじゃ……ってのがすごく怖かったんだけど、それは杞憂に終わった。

 

 

ストラテラをやめてから約半年だけど、ストラテラをやめてからも、寝起きが良い!これはとても嬉しい。

 

 

サプリで朝起きれるように……はならないよ

ADHDに限らずだけど、何か困ったことがあると、サプリでなんとかならないか?と考える習慣が人にはある。サプリならなんとなく、薬飲むよりは安心!みたいな感覚なんだろう。

 

 

実はぼくは元々、サプリの開発職をしていた。だからサプリを頼る人にあえて言おう。サプリでは、病気や症状は改善しない。

 

 

アメリカでは、不眠に対してメラトニンのサプリを使う。朝起きれないの前に、夜寝れないがあって、体内時計の調節目的でメラトニンのサプリを使う。これは効果があると思う。

 

 

でも、アメリカでは「サプリ」というジャンルがある。日本にはない。日本は口から入れるものは、「薬」か「食品」のどちらかだ。つまり含有量の概念から何から違うし、アメリカに比べて日本は予防医療の分野が数十年遅れてるといわれている。

 

 

日本のサプリで朝起きれないは、残念ながら改善できないだろう。

 

 

朝起きれないで一番困った社会人!なぜなら仕事に支障をきたすから

社会人になっても朝起きれない

自分がADHDであり、朝起きれない原因がADHDにあることは、新卒で入った会社を辞めるまで知らなかった。

 

 

だから、自分が朝起きれないで一番困ったのは社会人になってから。なぜかって、社会人には遅刻してOKな空気はないから。当たり前なんだけどw

 

 

大学生のときは朝起きれないのは、社会人になって朝起きる習慣ができれば治るでしょと軽く捉えていたんだけど、そんな甘くなかったね……

 

 

社会人になっても朝起きれなくて、有給を乱用。ぼくの有給はほとんど朝起きれないに費やされた。職場でも素でいられなかったから、朝起きれない度に変な理由をでっち上げて午前休するとか……よくしてた。。

 

 

こんな感じだ。

 

 

ショートコント:「片道2時間の実家から出社」

母親を病弱にしたて、旅行カバンを持って午後から出社。寝坊してしまった日に、母の調子が悪くて実家から出社するので遅れます……を何回使っただろうか。でも、これはレベル1。

 

 

ショートコント「電車で不良に絡まれた」

自分がまわさなきゃいけない上に社長も出席する大事な会議。当日の朝はギリギリまで寝てしまったあげく、起きたのに二度寝。起きた頃には、もうどうあがいても1時間は遅れる状況に……

 

 

もうどうすることもできなくて、シャツを破って泥をつけて出社した……もはや気分は構成作家兼、俳優である。

 

 

駅で不良グループに絡まれ、追いかけ持ち逃げされるギリギリでカバンを取り返した、というストーリーを作り、自己暗示をかけ演技をする。

 

 

破れた泥まみれのシャツで会場入り。周囲は当然ざわつき、事前連絡していた人事の方に別室に呼ばれる。会議をまわさなきゃいけなかったのに会議は出ず、会議の代わりに関係部署を自らまわった。

 

 

会議に現れるまでどんな状況だったかを、説明するために。

 

 

もう自分が情けなかったけど、素を出せる会社じゃなくて、寝坊したと言えず、演技をする方が自分として楽だった。

 

 

ADHDの朝起きれないってのは、大事な日でも本当に起きれない。こんな日に寝坊するとかありえないだろ、って日もギリギリまで寝るで終わらず、スヌーズ止めて二度寝してしまうくらい、起きれないのだ。

 

 

目覚まし時計や携帯のアラームで対策を施すもすべて無効

とはいえ、有給にも限りはあるし、毎日有給を使うわけにもいかない。だから、一応ちゃんと起きられるような対策はしていた。

 

 

携帯のアラームを何個もかけたり、目覚まし時計もあわせて使ったりですか?

基本です!携帯のアラームは7個かけても、最後のアラームを消し……そんなことはわかってるからスヌーズを仕掛けても、それも消す。最後の手段でベッドと離れたとこに目覚まし時計を設置!でなんとか起きてはいた。でも、これも消し寝ることで有給消化……

 

 

携帯のアラームとかスヌーズとか、目覚まし時計とか……あらゆる目覚ましグッズをフル活用してなんとか起きる!それでもたまには寝ちゃうという日々。

 

 

とにかく死にものぐるいで朝起きるという、気持ちのいい朝とは無縁の生活を送ってたんですよ、ストラテラに出会うまでは。

 

 

タバコが起きれない対策になっていたかもと主治医は言う

そんな朝起きれない生活の中で、朝起きるために少し役立ってたことが意外なものにある。それがタバコだ。

 

 

百害あって一利なし!タバコは悪!バカ!でおなじみのタバコさん。

 

 

元々、ぼくはタバコを吸ってたんだけど、主治医が言うには、タバコのお陰で少しは目覚められてたのかもねなんて言っていた。

 

 

いわゆるニコチンの覚醒作用ね。ストラテラも間接的に脳を覚醒させるわけで、タバコがストラテラの代わりをしていたと。タバコを吸うADHDはヘビースモーカーになりがちといわれるけど、実際にぼくも1日に1.5箱〜2箱だった。

 

 

起きがけに2〜3本をブワーッと吸うことでなんとか朝起きていたところは確かにあるように思う。

 

 

ストレスやうつの影響も少なからずあるだろう

社会人の朝起きれないは、ADHDの特性に加えてストレスやうつ影響もあるように思う。ぼくは、うつとの診断は受けてないけど、今考えたらあれはうつの症状だよね?ということが多々あった。

 

朝起きれない理由は一つじゃなくて、特に複合的な結果として現れることもあるだろう。

 

 

ADHDの朝起きれないは寝起きが悪いとか良いの問題ではない!各ステージでの様子はどう?

社会人になっても朝起きれない……そんなぼくが各ステージではどうだったのかを振り返ってみたい。朝起きれないは、いったいいつから始まったのだろうか?

幼少期はさほど気にならなかった

まず覚えている限りだが、ご幼少の頃は朝起きれない症状はさほど気にならなかった。小学生の頃から、ギリギリまで寝てる毎日ではあったけど、これが特性よりも習慣なのか、習慣よりも特性なのかはわからない。

 

 

ただ小学生のときは、サッカーしたいから朝起きて学校に行くという日もあった。

 

 

ADHDの特性は、子供のときと大人になってからで違うということもいわれる。だから、子供のころの特性は大人になってからないとか落ち着くといったことはある。

 

 

中学生から朝起きれない…病気より癖かと思った

ぼくの朝起きれないのルーツは中学生のように思う。学校に行くギリギリまで寝ているのは毎日。それに加え、だんだんとみんなと同じ時間に学校に行くことに疑問を抱くようになったり、NHKの連続ドラマ小説「ちゅらさん」がみたくて、見終えてから学校に行ったり。

 

 

ギリギリまで寝ているのに、ADHD特性ゆえの斜めにかまえる衝動が加わったのが中学生だ。

 

 

親が言うには、幼少の頃から意味のわからない子供だったそうだが、自分としてなんか人と違うなという意識を持っているのは、中学生くらいから。

 

 

高校生のときは完全に朝起きない

高校生になると、朝はもう全く起きなくなった。グレてたわけではなく、みんなと同じ時間に行くとかみんなと同じ授業に出るとかが理解できなくて、自主的に不登校に。そもそも朝から学校に行こうという意識がないため、朝も起きない。

 

 

母親にたたき起こされて、家を出ることはあったけど、学校へ行く途中の田んぼのあぜ道で寝てしまうという、うさぎとカメよろしくの生活を送っていた。

 

 

ただこの記事にも書いてあるけど、母親の背中は覚えている。それが恐らく今に繋がっているのだと思う。ADHDの子供の一例として、ぼくがどんな高校生だったのか?はこの記事を読んでみて欲しい。

 

 

〜グレてたわけじゃないのに学校に行かない話〜

子供の頃の不登校はADHDの要素。学校は行かなくても努力はすることが大事

 

 

この頃の自分は本当にクソだ。受け入れてくれた高校というか、担任に感謝している。

 

 

浪人生のときは寝起きが悪くてもイッツOK

ぼくは浪人して一人暮らしを始めた。浪人の時間割は朝9時からだが、朝起きれないことがわかっていたため、1限の授業は出るのをやめた。11時くらいから始まる2限から出るというマイルールを設けた。

 

 

朝9時からのテストの日に無理矢理に起きる以外、浪人の1年は10時台に起きる生活をしていた。高校生の頃は、基本的に11時〜12時までは寝ていたから、高校生の頃よりは少し早く起きる生活になった。

 

 

朝起きれないには代わりないけど、10時台の時間帯に起きるのは問題なかった。だから、寝起きが悪くても支障があるのはテストのときくらいで、浪人生のときは特に問題なかった。

 

 

大学生では午前中は自主欠席

大学に入学するも朝は起きれない。大学生には出席点なるものがあるらしいが、幸いぼくの大学は午後からの実習以外にこの出席点がなかった。

 

 

そのため、大学生の4年間はまた12時近くまで寝る生活になった。テストはもちろん9時からなのだが、朝起きれないで、テストを受けれなかったこともしばしば。

 

 

あぁ……なんでこうなんだ!って、ADHDあるあるのやつをそのまま再現していた。

 

 

ぼくは大学に合格することで燃え尽きてしまったのと大学になじめなかったのとで、大学のときは何もしなかった。「無」だ。

 

 

恐らく、ぼくほど無味乾燥とした大学4年間を送った人間はいない、と自負している。

 

 

学校に行くことに楽しみを見出せなかったから、ADHDの特性で朝起きれない上に起きようともしないという、負の連鎖を起こしてしまったのかもしれない。

 

 

病気は全く疑わず大人になり、そして社会人に……

でも高校生にしても大学生にしても、当時はADHDとか発達障害なんてものは世間に知られてもないし、こんなに一般的でなかった。

 

 

だから自分が病気ゆえに朝起きれないのではなく、ただ単に怠慢な人間だから起きれないのだ!と思っていた。ここからは冒頭に書いた通り、有給コンボを連発し時にはショートコントを披露する新卒サラリーマンとなる。

 

 

今になって思うのは、自分の素を出せる職場を見つけることが何よりも大事だ。社会人になって初めて働いた会社では、自分を演じてしまって全く素を出せなかった。

 

 

素を出せないことが、ADHD特性をさらにきついものにし、精神的に自分を追いこんでしまったように思う。

 

朝起きれない原因はADHD以外の病気にある場合も考えられる

と、ここまではADHDと関連する朝起きれないことについて話した。ここからはADHD以外の朝起きれない原因も考えてみたい。もちろんADHDと併発で、何が原因かわからない場合もあるだろう。

 

非定型うつだと朝起きれない

よく非定型うつは、朝起きれないといわれる。非定型うつの特徴は、簡単にいうと……

 

 

  • 仕事は行けない!飲み会など楽しいことは行きたいなど気分反応性がみられる
  • 過眠と過食といういわゆるうつとは真逆の現象が特徴的で生活リズムが乱れる
  • 若い女性に多い

 

 

こんな特徴が挙げられる。非定型うつの場合は、生活習慣が乱れて朝起きれない……と負の連鎖を引き起こしてしまうわけだ。非定型うつで朝起きれない場合の解決策は、病院に通い心理療法や薬を飲みつつ、生活習慣を改善することだ。

 

 

 

 

起立性調節障害という思春期に好発する病気の特徴

起立性調節障害は、近年話題になる病気だ。思春期に起こりやすい、自律神経の機能がうまく働かない病気ね。

 

 

なんかネットで検索すると、起立性調節障害=低血圧としてるサイトもあったけど、これは違うよ。治療薬として低血圧の治療薬も使うけど、これはあくまでもサブでメインの治療じゃない。

 

 

起立性調節障害の詳細は、日本小児心身医学会のHPに書いてある。

 

 

肝臓が悪いと疲れがとれないから朝起きれない

朝起きれないのは肝臓の機能が低下しているからだ!というのもよくみるけど、これは確かにあるだろう。でも肝臓はだいぶ悪くなれば黄疸とか出てくるけど、疲れてるくらいじゃ教えてはくれない。

 

 

あ!朝起きれないから、肝臓が疲れてるな!

 

 

とはならないよね。わかんないもん。だから、肝臓をいじめる……a.k.a飲みすぎる食べ過ぎるときは、ウコンの力を飲むとかチェイサーを入れるとか、ビタミンB群を多めに補うとかするのがベスト。

 

 

朝起きれないから寝ない!は睡眠相後退症候群を誘発

睡眠相後退症候群……聞きなれない言葉だけど、簡単にいえば昼夜逆転だ。

 

 

寝る時間が遅くて、それが板についちゃったら、睡眠リズムが狂ってしまった。そしたら、夜寝れなくなって昼に眠くなる生活になってしまった。これが睡眠相後退症候群。

 

 

これちょっとぼくの学生生活を振り返ると、自分も当てはまるなと思う。かれこれ8年くらいは、朝ちゃんと起きない生活をしてたわけだから。

 

 

だから自分の場合は、ADHDに加えて睡眠相後退症候群もあったのかなぁ、なんて思う。

 

 

ADHD以外が原因なら解決法は病気を治療することで改善

ADHD以外にも朝起きれない原因って、いろいろある。病気からくるものは、病気の治療が先決。ネットで検索して自分に当てはまるものどれだ?なんてやってないで、不安を感じてるならまず病院に行こう。

 

 

生活リズムを整えてみても、朝起きれないならそれはやっぱ何かあるな?を疑った方がいいかなって思う。

 

 

朝起きれない!はただの怠け癖ではなく病気が原因かもしれない

朝起きれないって、ただの怠け癖だと見られることが多いと思う。実際、自分がADHDの特性で悩んでなければ自分もそっち側にいたはずだ。

 

 

ADHDも非定型うつも睡眠相後退症候群も……みんな風邪みたいに表面的に判断できないもの。だからやっぱ怠惰にみられるとか、苦しい場面は多いよね。

 

 

でもやっぱADHDの特性であれば、それはもういくら生活習慣を整えたところで、軽くはなっても治らない。自分もストラテラを飲むまでは、社会人生活が長く朝起きるリズムができたにもかかわらず、朝起きるのは辛すぎた。

 

 

朝型か夜型かは、そもそもが遺伝子レベルで決まってるって話もあるよね。

 

参考 「早寝早起き」に囚われるな。「国民総寝不足」の日本人が知るべき睡眠研究からわかった事実ライフハッカー

 

 

ここにある世界標準の朝型夜型診断のテストをやったら、ぼくは見事に夜型だった。

 

これにさらにADHDの特性で朝起きれないって、もう起きるなってことじゃんと思う。

 

 

でも実際、朝が苦手なことに変わりないけど、自分はストラテラを飲んで劇的に朝起きられるようになった。なんだこれ!今までの朝起きれないのなんだったの?と思った。

 

 

やっぱ原因を探って解決するって大事。

 

 

ストラテラを飲むことをやめてからも朝は起きれてます。ストラテラ飲み始めたらやめれなくなるかも……とかは、自分も思ったけどやめれました。

 

 

何年間、飲むかは個人差があると思うけど、ストラテラは飲み続ける薬じゃないし、治療の補助として飲んですごくよかったと自分は思っている。

 

 

ストラテラやめたら、また朝起きれなくなるんじゃ……って不安も必要なかった。ストラテラやめても、朝起きれてるぜ!

 

 

おれはもうねむい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。