おれはもうおなかすいた(@ADHD、薬剤師)
賛否両論のお弁当、おいしかったなー。
また食べたい!
さて、「君の名は。」
あれだけめちゃくちゃ話題になった映画。
話題になってた時期は、
「ぜんぜんぜんせかい♪」
が、頭の中で無限ループしてただけで中身については一切の関心も示さなかったのですが、この3連休でついにみました。
そして、感想は……
なんじゃこりゃ!もろイイ映画じゃんか!!
です!!!
ただの青春ストーリーかと思ってたけど、中身の展開がいちいち唸らせてくれる。ついついみいっちゃう、ひき込まれるってこういうことだなぁを体感できる映画。
みてない方は是非に!!
ぼくの名は……
ぼくはご幼少の頃、自分の名前が嫌いだった。
なんでこんな名前つけたんだ!なんて言って家出をしたこともある。今ではまったくそんなこと思ってないんだけど、不思議だ。
大人のADHDよりも子供のADHDの方がクセが強い
ぼくは今よりもご幼少の頃の方がADHD傾向が強い。
大人になった今、思うのは子供の頃の自分こそADHDの典型例だなということ。
今は、サラリーマンのように組織立った場所に気持ち悪さを感じることや、一般的にはこうだよねということに違和感を感じて、自分らしく振舞ってしまうこと以外に尖ったADHD要素はないように思う。
でも子供の頃は本当にちんぷんかんぷんなことでシャウトしていたくらいADHD要素が満載なお子さまだった。
今でこそADHDって広まってきたけど、本当に最近の話だもんなぁ。自分がご幼少の頃なんて、頭おかしいクソガキだ!くらいな感じだったんでしょうな。
クセが強い。
大人になって困るのは特性というかうっかりミスの連発
そんで、大人になって一番困るのはやっぱうっかりミス。
この前、ツイッターにも投稿したけど、こんなことシャレにならんのです。
他人事じゃないんだよな。こわい。。
京大病院で調剤ミスか、患者死亡 60代女性に700倍注射薬 – LINE NEWS https://t.co/6KT2nBU7vM #linenews @news_line_meさんから
— おれは。@ADHD、薬剤師 (@ADHD_1234567) 2017年10月3日
これ大きく報じられてるから、滅多に起こらないことと一般の人は思うかもだけど、ヒヤッとする調剤ミスは日常的に起こりうる。
これが飲み薬だと気をつけるべき薬がある程度はわかるから、そこを重点的に気をつければ大事は防げる。
でもやっぱこういう注射薬なんかを扱う病院薬剤師にはADHD気質の人はまず向いてないだろうなと思う。まぁ薬剤師自体が素早く正確性を求められる点で、あまり向いてないんだがね……
でも最近の流れでは対物から対人へ!なんていって、薬剤師業界も大きく変わりかけてるから、対人スキルをあげていけばADHDでも活路は見出せるのかな?と思う。
薬剤師の業界は国がハンドルを握ってるから、国策に大きく影響されてしまう。2025年問題とか医療業界は課題が山積み。
あと何年、今の薬剤師の仕事があるかわからないけど、少なくとも今までの調剤、監査、投薬ができます!って薬剤師はニーズが減るでしょうな。
それよりも折衝能力に長けるとか、コミュニケーション能力がズバ抜けてるとか、本来の薬剤師業務には必要とされていない能力を装備できると強いように思う。
まぁこれは自分の希望的観測も入っているわけだけど、今までの薬剤師業務よりかはこれからの国が目指そうとしてる薬剤師像の方がADHDの薬剤師は活路が見いだせるんじゃないかな。
自分は調剤ミス多くて、本当ダメ。監査もミスして、周りに助けてもらってる。本当にこのうっかりは治らんなぁ。
ADHDの特性を発揮できる仕事ができれば衝動性は武器になる
最近思うのは、ADHDの衝動性ってやっぱ方向性が合えば武器になるなということ。自分なんかは在宅医療で、車をかっ飛ばして、1日のほとんどを移動とコミュニケーションで終えてるわけです。
この前、ヘルプで投薬カウンターに座ってたときなんかは、落ち着かなくてずーっとソワソワして手いたずらしたり、本の場所直したり気づいたらしてた。
このときに、あぁ一般的な薬局じゃ仕事できないなと思った。
在宅医療という常にやることがあって、目まぐるしく1日が流れる、グルグルしている中にズボッと衝動性がハマっているように思うんだよね。
暇な時間なんて本当に1分もなくて、大変なんだけど疲れが嫌な疲れじゃないんだよ。これは前職で嫌な疲れを経験してるから、この疲れの感じ方の差はかなり体感的に違く感じる。
今、自分はADHDの衝動性を武器に仕事ができていてハマっていると思う。そして、この環境下だと薬剤師レベルが高い人よりも仕事ができる。薬剤師という部分以外のパワーを存分に発揮できるから。
だから、ADHDの衝動性はちゃんとハマる仕事ができれば結構な武器になると思うんだよね。今、自分がやってることと似たような仕事では、営業なんかも人によってはパワーを発揮できるように思う。
特に薬剤師の人ってなぜか薬剤師やらなきゃ!ってとらわれてる人が多いけど、そんなことよりもADHDの特性を発揮できる仕事をした方がいい。
薬剤師にこだわるなら、自分的には在宅の分野はADHDの特性を発揮できると思う。まぁ薬局って特殊で環境がモノをいう部分もあるから、環境がよくてっていうのが条件にはなってしまうけども。
こればかりは探し続けるしかないよなぁ。
自分は今のところにそれなりの期間いて、移り変わりもみてきたけどやっぱいるメンバーで働きやすさが全然違う。
そしてADHDの負の部分、ミスをしてしまうところに対する寛容さも人によってやっぱ違う。もちろんミスをなくす努力や工夫は必要だけれど、やっぱどうしてもしちゃうところがあるから、環境は大事だなと思う。
なんだか今回は薬局の内容に偏ってしまったけど、まぁいいか!最近、いいことなんだけどADHDパワーが安定していてブログに書けるエピソードがありませんw
なので、こんなこと知りたい!ってのがあればコメントもらえると嬉しいです!!
あ、でも最近の一番のADHDパワー発揮したのは、この連休に行ったお寿司屋さん。
帰り際、店の外でて携帯がない!と焦ったぼくは、すぐ店に戻って店員にお尋ね。それでもなくて、うわぁぁぁどうしよう。。なんて思ってたんだけど、調べてはずのカバンのポケットにありました。
ADHDってこういうところがなんでやねん!と思う。
おれはもうねむい。