おれはもうおなかすいた。
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ステーキ食べたい。
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さて、前の記事↓
こちらでADHDと日本の細かいシステムは合わない!海外の空気と合う!みたいなことを言いましたが、その辺をちょっと掘り下げてみましょう。
日本の細かいシステムが合わないと感じたのは幼少期
まずそもそもぼくが日本の細かい風習が合わない!と感じたのは幼少期の頃です。
みんなと同じ制服を着て、みんなと同じ時間に同じ場所に行く……そう!誰もが義務だと経験し、ほろ苦くも甘酸っぱい青春を過ごした大舞台……a.k.a.学校。
そうです、学校のシステムがぼくにはとても合わなかった。
この辺の話は昔の記事でも書いてた気もするけど、中学生くらいから違和感を感じ、少しでも自由になりたいと思って選択した高校で、本当に自由にさせてくれたからこそ今があると思っている。
今思うと、自分が通ってた当時のその高校は自己責任で何でもやってよし!って感じだったので、ADHDには天国のような環境だった。
進学校でもあって、すごい勉強する人もたくさんいて頑張る風土もある中、今思えばこいつもADHDだなって感じで自由気ままに過ごす人も一定数いるという、振り幅の広いところでなかなか面白かった。
多感な10代後半をこの環境で過ごせたことで、自分の奔放さと社会と向き合おうとする力を養えたように思う。
多分、普通の高校なんか行ってたら、ドロップアウトしてたでしょうから、ちょっとの選択で人生って変わるよなってしみじみ思う。
社会に出るともっと合わなく社会不適合と気づく
それから大学を経て、社会に出るとそこでもまたつまずくんだよね。まぁそもそも薬科大学に入ったときに、
「なんだここは?とんでもなくつまらないところに来てしまった!」
って入学式でつまずいたんですが……でもなんとか踏ん張ってここは卒業しました!
ところが、社会に出ると自主性を求められる割に自主性を出すとねじ伏せられるというわけわかんない現象が起きるんだよね。
「毎日スーツ着るとか意味わかんね」と思ってたので、就職活動の段階から比較的自由な社風の会社を選んで受けて入社したんだけど、それでもやっぱり会社という組織ではうまく自分が活きなかった。
毎年、自己申告書を書いて目標を決めて自主的にこういうことやります!みたいなことをする割に、いざ自分がこうやります!みたいなこというといいから従えみたいになる……
最初のうちは抵抗したりしてたけど、小さな部署で上から反感をかうと居場所がなくなることに気づいて、どんどんどんどん自分を押し殺していった。
組織で生きるには自分を押し殺す……そして脱却へ。
もともと最初はあまり仕事がなくて、ネットサーフィンばかりやってた時期もあったんだけど、暇って本当に最悪で、本当に苦痛でたまらないんだよね。
入社間もなく、仕事を自分で作る段階まで達していないのにする仕事は与えられない。かといって、ちょっとやることを見つけて提案してもそれはうちの部署の仕事じゃないと言われる……もう悪循環そのものw
おまけに一回り以上も年の離れた女性環境で対応も難しく、うまいことやらないと自分の居場所がどこにもなくなることに気づき……あぁもう黙ってしまおう!と思った。
そうやって自分を押し殺していくことが毎日になって、それに慣れるともう完全に無気力になってしまったよね。
やっぱりこの状態って健全じゃなくて、うつっぽくもなったりした。
今だからわかるけど、あの当時の体のだるさとか無気力感こそが、うつ症状なんじゃないの?って思うもんね。
で、このくらいのときにパートナーと出会って、働くことの楽しさを教えてもらったり、働くってどういうことなんだろう?ってのを考えさせてもらった。
そしてパートナーのすすめでこの組織を脱却して今に至る。
今の時代は組織に属さなくても生きていける
やっぱりぼくは組織が合わなかった。
最終的に社長の決定に従わなくてもめたり、部署の方針に違和感を抱き続けていたり、組織にありがちな右にならえも気持ち悪くて仕方なかった。
ただ組織で学んだ基本的なビジネススキルや学術的なものの見方など、役に立つこともあったからまぁいっか!と今では思う。
ADHDの人は多様というけれど、ぼくは細かいことはあまり気にしない。だから嫌なこともたいていすぐに忘れる。これはいい特性だなと思う。
で、組織に属して嫌な気持ちを抱いているっていうADHDのお友達は考えて欲しい。生き方はその組織に属するだけじゃないんだってことを。
まだまだ一般的には会社に属して雇ってもらうことが当たり前の世の中だけど、個人で働くフリーランスもかなり広まってきていると思う。
ランサーズとかクラウドワークスなんかのクラウドソーシングをきっかけに仕事を増やしていくこともできるし。
バイトをしながらだっていいし、働き方は一つじゃない。
ADHDのお友達は周りからどう見られるかなんてことをきっと意識しないだろうから、一般的な人より行動しやすいはず!
今の会社で苦痛を感じているなら、一歩踏み出してみると違う世界も見えてくる。日本の細かいシステムが合わないなら、合わせなくてもすむような環境作りをするのも一つ。
「一歩、前へ」
トイレによくある標識で、元格闘家の須藤元気さんの生き方を変えた標識でもある。
今、思うことがあるなら、今!一歩、前へ進んでみてはいかがだろうか。
そういえばニュージランドのスーパーで穴の空いた粉末スープを買った。どうもカゴがざらざらするから変だなぁと思ったんだよね。
そんで、お会計のときに店員に、
「これ穴あいてない?」
「ほらこんなにざらついた粉出てるけど?」
と言ったんだけど、
「なに言ってんだバカ!それはゴミだ!問題ない」
くらいの対応でその場を通されてしまった……
しぶしぶレジ袋に品物を入れているとやっぱり粉がざらついている。ちゃんと粉末スープの底を見てみると、やっぱりそこには小さな穴が。。
「ほれみろ!この野郎!」
ということで店員に言いに行ったら、店員は笑顔で親指を立ててこう言った。
「Good!!」
およよ、日本じゃ大クレームだろうが、海外じゃこれくらいなんだよな。でも全然嫌な気分にならなかったし、これくらいの感覚の方が生きやすいよね。
ぼくはこれくらいのスッキリしたナチュラルな感覚の方が好きです。
おれはもうねむい。