おれはもうおなかすいた。
最近は夕飯を食べてもすぐにおなかがすいてしまう。
夕飯→甘いもののコースが定番化しているので、ちょと気をつけなきゃなぁ。体重うんぬんよりも血糖値上昇からの糖尿病が怖いもんね。
アイス毎日食べてた昔とか、恐ろしいよね。今でも全然食べれるんだけど、少し自粛している。
さて、今日はおすすめということで、こちら。
栗原類くんが語るADHDの告白で特性の多様性がわかる
きっと世間一般の人は、栗原類くんのテレビでの告白でADHDなど、発達障害を知ったという人も多いんじゃないだろうか。
栗原類くんは独特の存在感があり、個性的だ。ADHDと一言で言ってもいろんなタイプの人がいることをこの本は教えてくれる。
栗原類くん自身もだが、栗原類くんのお母さんもADHDだそうだ。でも、栗原類くんと彼のお母さんは全くタイプが違う。
ネットの発達で、ADHDとキーワードを組合わせて検索すれば、同じような悩みを抱えている人を探すことができるようになった。
ネットで検索して、あっ!このADHDの人はどんな人なんだろう?とふと思ったときに…
- その人がどんな人で
- どんな特性を持っていて
- どんな悩みを抱えているのか
検索対象の人がブログなんかを長く書いていれば…ブログを読めばその人のパーソナリティや特性・性格などをつかめるのかもしれないけど、なかなか会ったことのない人の全体像をつかむのは難しい。
でも本であれば、人物像から悩みや特性など、ADHDや発達障害に関わる部分が1冊の読み物としてまとまっているので、「こんな感じなんだなぁ」というのがつかめる。
ADHDの栗原類くんの本を読んで自分と重なった部分と重ならない部分
ぼくはこの本を読んで、すごい似てる部分があるなと感じた一方で、栗原類くんのような強い興味を示したものが幼少期になかったなぁとふと思った。
ぼくの特性としては、くだらないことにとことんハマる!
たとえば、釣りの根掛かりを一日中取っているのも平気。
この一方で、ぼくが子供のときは熱中という意味での興味関心という感情がなかったように思う。とにかく無気力だったんだよね。。
この原因はおそらく家庭の教育方針にあったように思うんだけど、栗原類くんが受けたような教育を自分も受けていたら、どうなっていたのかなぁってすごい興味あるな。
本を読んでて、栗原類くんのような興味を注げる何かを持てるタイプのADHDの人は、ADHDという特性はすごく前向きな能力になるんだろうなと感じた。
栗原類くんのお母さんの子育てに感動!ADHDに限らずこれぞ教育
あと、栗原類くんのお母さんの子育てについての項目が面白い。これぞ教育だよな!ということが書いてあり、よくある「勉強しなさい」とか「テストはどうなの」とかではなく……
この子の能力をどうやって活かそうか
とか、
生きていく力をどうやって身につけさせよう
といった本質的な子育てについての内容でとても興味深かった。
自分がADHDという人にもだが、子供がADHDだという人にも心強さを得られる、おすすめの本なのではないかな?と思う。
ふーん、なるほどなぁ、自分と似てるところあるなぁ、という感じで気軽に読み進められるので、普段本を読まないADHDが気になる人にもおすすめ。
特に自分はADHDなのかな?という人は自分と重ね合わせてみることで、自分の中で結論が出るんじゃないだろうか?
ちなみに栗原類くんはストラテラもコンサータも服薬していないそう。
ストラテラ飲んでるのかなぁ?なんて思ってたけど、まさかのノー服薬。病院受診してて、心療内科系統で薬出さないって、医療従事者視点から見るとすごく意外。
栗原類くんはいい先生と出会えたんだなぁと思う。
服薬しないという選択肢もあるのだから、ADHDなのかな?と悩んでいる人は病院で相談してみるというのも一つの選択。
新年度、今までとは違うことをしてみてもいいかもしれない!