ADHDと海外は相性がいい!多動と興味の移り変わりをいかす海外旅行

おれはもうおなかすいた(@複業薬剤師

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先日ですね、インドネシアを一人で旅してきた。イタリア、インド、ニュージーランド、ベトナム、スリランカと海外を旅してきて、今回は初めての一人旅。



ADHDゆえに旅をして失敗することもたくさんあるんだけど、それを自分一人で解決して乗り越えて楽しむ……海外の一人旅は、ADHDにとって自信を得られる行為でもあるんじゃないかな?




と、ぼくは思った。

ADHDの海外旅行で心配な忘れ物はパッキングとマイルール化でカバー

ぼくの忘れ物対策は、ポーチへのパッキングとマイルール化だ。ポーチ男子を自負するほど、ポーチはもともと大好きなんだけど、海外旅行のときはカテゴリごとにパッキングする。

 

  • 衣類
  • ガジェット関連
  • シャンプーなどお風呂グッズ
  • 薬関連

 

大きなカテゴリーでわけたらこんな感じ。


で、どこに何を入れてるかをわかるようにしておく。それでまず、頭の整理。あとはホテルから出るときにコンセントと机の上、冷蔵庫を必ずチェックすることをマイルールとしてルーチンにしてる。



物はこの3つの場所以外には絶対におかないというルールを自分に課して。



今のところ、これで海外で忘れ物をしたことはない。インドネシア の一人旅もすべて一人でこなしたが、忘れ物はしなかった。



移動時の飛行機や電車のシートポケットは基本的に使わない。なぜなら忘れ物トラップだからだ。



でもやっぱシートポケットは便利。ということで、自分が導入したのが小物の入れ物は派手な色にすることだ。赤とか黄色とかオレンジとか。



席を立つたびにシートポケットをチェックするをマイルール化しておくことで、降り際の確認ミスも防げるし、派手な色だと目につくので予防にもなる。

 

海外旅行で絶対に忘れちゃいけないパスポートはどうしているか?



答えは簡単だ。パスポートは常に肌身離さず持っている。メインバッグと別に街歩きバッグにパスポートは移して持ち歩いている。



そんで、カバンを開くたびにパスポートはあるかな?ってチェックしてる。



これが私のアナザースカイ。マイルールだ。



パスポートは、そもそもあまり出す機会はないけど、ガイドブックとかお財布とか出すたびにポロリしちゃわないか徹底的にチェックするのがマイルール。



おまえ頭おかしいんじゃないか?とばかりに、パスポートをさわさわする。これがポイント。とにかく自分は忘れ物するんだ!を常に意識しての行動をすることで、忘れ物は意外と防げるように思う。



万が一、パスポートをなくしてもいいようにパスポートの写真をEvernoteのアプリにいれてある。



ぼくはEvernoteをフル活用してるけど、EvernoteはADHDの強い味方となるアプリだと思う。ぼくは有料プランでフル活用してるけど、無料でも使えるので試してみて欲しい。



EvernoteのHP

 

 

ADHDゆえの多動の興味の移り変わりこそ海外を楽しむ特性

ADHD特有の忘れ物の心配さえ薄くなれば、あとは楽しむのみ。



ADHDの特性でもある多動と興味の移り変わりが海外の刺激とマッチするようにぼくは思う。



実際、ぼくは観光はほとんどしないで、ひたすら街を歩いてるんだけど、インドネシアでは毎日2万歩以上はあるいていた。



目でみて感じ、心で感じ、気の向くままにキョロキョロしながら歩く。見たことない景色や、見たことない常識、見たことない習慣が実に新鮮でおもしろい。



市場には必ず立ち寄るんだけど、海外の市場は日本ではありえない光景を必ず目の当たりにできるから、ADHDにはかなりおすすめだ。



これなんだ?という商品そのものに対する刺激はもちろん、こんな商品の置き方するの?軽食ならまだしもメインをガッツリ食べながら接客するんだ!といった海外の人から受ける刺激もかなりガツンとくる。



日本人て繊細な国民なんだな、ということをいつも感じる。それが日本人のよさでもあり、ADHDにとっては窮屈な部分でもあると思う。



ぼくがいろんな国をして思うのは、海外には適度なユルさを感じられる。この適度なユルさもADHDと相性がいいんだろうな。



興味の移り変わりを特性として強く持っている人はいるだろう。この興味の移り変わりも、物から風景から人から刺激を受けることで飽きることがないのだ。



街としてこの街つまんないな!ということもあるので、そういうときは早めにこの街を出て次の街に行こうということをぼくはする。



これはどうするか?



泊まるところにこだわりがある人は難しいけど、ぼくはbooking.comをフル活用して、基本的に泊まる場所は直前まで予約しない。



まぁ事前に予約してても、キャンセル料をはらってキャンセルすることもあるし、なんか疲れたなってときは安宿をやめてキャンセル料はらってランクアップすることもある。



booking.comは直前までキャンセルできたりもするので、海外旅行には便利。



この辺はエクスペディアでもいいと思うけど、比べてみるとbooking.comの方が安いことがあったり、使いやすかったりでぼくはbooking.comをメインに使っている。



ぼくの旅は発展途上国が多いから、キャンセル料もホテル代も日本よりは断然安い。特にスリランカは、キレイ好きな国民性なのか安くてもすごくキレイなホテルばかりでよかったなぁ。

薬や海外旅行保険は?海外に行くときに気になる!は事前に予習

さて、薬と海外旅行保険についても触れておこう。

 

ぼくはもうストラテラを飲んでないから、海外旅行の際に持っていく薬は風邪薬とステロイド、痛み止めくらいだ。

 

 

海外旅行で注意が必要なADHDの薬は、コンサータ。ストラテラは特に規制がないので、いくら持ち出しても心配ない。

 

コンサータは持ち出せる量が決まっていて、最大で約1ヶ月分程度までしか持ち出せないことになっている。興味がある人は、下記のサイトを要チェック!



薬の携帯輸出入|厚生労働省HP



海外旅行保険はぼくは、クレジットカード付帯の保険を使っている。ダイナースかUCゴールドの保険を使っているけど、これで十分だ。

 

できれば保険にお世話になる機会は避けたいところだけど、インドから帰国したときに保険を利用した。



感染しちゃってね……それはもうピーピーでしたよ。はじめて使ったけど、その旅行でクレジットカードの使用歴があればちゃんと使える。

 

世界一周とかになると、もっとしっかりと保険を考えなきゃと思うけどちょっとした海外旅行ならクレジットカード付帯の保険でも十分カバーできると思う。

できなかったができるようになる旅は自信にもつながる

海外の一人旅は、できないことができるようになる旅でもある。



初めて海外に一人で行って、帰ってくればそれだけで、今までできなかった一人旅ができたことになる。

 

今回、ぼくは海外で初めて電車の予約をして乗ることをしてみた。

 

予約時間を間違えたり、予約日を間違えたり失敗もした。でもその失敗こそが成長の種なんだと思う。

 

失敗しているにもかかわらず、海外で鉄道に予約して一人で乗れたという事実が、自分の自信につながった。なんか大きな壁をこえたような感じ。

 

失敗しても失敗をたのしむつもりで、旅にでれば新たな自分に出会うことが必ずできる。自分探しの旅なんていうけど、自分なんて探さなくても、海外の日常をたのしむことで、新たな自分に出会える。



失敗ばかりのADHDにとって、海外を旅をすることで失敗しても自信がつくという経験が、すごく生き方を豊かにしてくれる気がする。



あと海外に行くとなんだもっと適当でいいじゃん、と思うこともできるだろう。この経験も特にADHDには大きな価値があるように思う。



おれはもうねむい。

 

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