おれはもうおなかすいた。
今日は夕飯が遅かったのにもうおなかすいた。最近、ほか弁のビフテキ重にハマっている。期間限定なので、早めにお試しあれ!!!
ビフテキといったら、ステーキ!ステーキは「銀座のステーキ」が個人的におすすめ。ここはおなかすかせて行かないともったないよ!また行きたいなぁ。
- ジャンル:鉄板焼き
- 住所: 港区新橋1-5-5 グランベル銀座ビル? 8F・9F
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- (写真提供:rokozoko)
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さて、今日はちょっと思うところがあったので、ADHDとコミュニケーション能力の関係をみていきたいと思う。
コミュニケーション能力が低いADHD
ADHDは一般的にコミュニケーション能力が低いと思われている。共感性が低くて周囲と馴染めないとか、コミュニケーションそのものが苦手とか。
発達障害のくくりでもアスペルガーなどの要素を持っている場合もあるから、総じてコミュニケーション能力が低いと考えられているのかもしれないね。実際、ぼくもそうだった。でも今はコミュニケーション能力が低いとまでは思わない。
特異なコミュニケーション能力というか人とは違うコミュニケーション能力を持っているように思うんだよね。ぼくは元々は周囲と馴染めずに一人でいる方が好きな子だった。
やっぱり大勢というのが特に苦手で、どうコミュニケーションをとってイイのかわからずに大勢いる場ではできる限り目立たず喋らずという方向性にもっていけるようにトライしていた。
できる限り、人と接しないでも済むようにしていたというのかな。とにかく学生時代も社会人も基本的には人との関わりをなるべく避けて通ってきた。
でもなぜかどんな時代もどの場所でもぼくにはハマる人がいた。これだけ避けているのに、なぜかぼくに興味を持ってくれたり、気にかけてくれたり……もちろんいいことだけではなくて、それがぼくにとっては試練になることもあった。
たとえば最初の社会人のときはなぜか異様に人事部長がぼくにハマってくれた。全体研修のときもなにかとぼくに話題を振ってくれたり、韻を踏むように考えた独特なプレゼンを高評価してくれたり……
お陰で全社員の前でよく発表を促されることもあって、いいのか悪いのかコミュニケーション能力を磨く試練を与えてもらえた。
その甲斐あって……といいたいところなんだけど、最近記事にしたように飲み会ではグダグダだし、目上の人とコミュニケーションを図るのとか本当に苦手。男の人とのコミュニケーションも苦手。
ADHDはコミュニケーション能力が低いというのは決めつけだけど、やっぱりコミュニケーションを図る場ってのは苦手だなーと思う。ぼくにハマる人とのコミュニケーションである程度の練習はできているんだろうけど、やっぱり一般的なコミュニケーションが難しく感じるときは多々ある。
コミュニケーション能力が高いADHD
一方で、ぼくは誰も知らない飲み会とかに飛び込むことが平気だったりする。自分以外はだいたい知り合いとかの場でも、とりあえず飛び込んでみるのは全然平気。
もう何言ってるのかよくわかんないよねw
でもこれは飛び込むのが平気なだけで、その後に上手なコミュニケーションをとれるかというのは別問題。この前の食事会でも言われたように、よくも悪くも堂々としてるんでしょうな。俺一人で気まずいから一緒に行こうぜ!とかいうのがむしろ嫌いで、気まずかろうが俺は一人で行く派。
だから上手にコミュニケーション能力を高められれば、ものすごい能力を開花できるんではなかろうかと期待している。
で、ADHDなど発達障害のある人は海外では「挑戦を与えられた人」という意味で「Gifted」と呼ばれたりする。ぼくはこの呼び名がすごい好き。それはコミュニケーション能力にもいえて、ぼくの場合は周囲にはできないコミュニケーションの取り方ができているような気がする。
ADHDと特異なコミュニケーション能力
ぼくは今、主に施設のスタッフさんと老人とコミュニケーションを図る仕事をしている。他にもスタッフは何人かいるんだけど、他のスタッフでは聞けない話をぼくは聞けたり、してもらえたりする。
施設の入居者で友達になったKさんというおじさんが今日亡くなった。この人は女の人とはよく話すけど、男の人には心を開かない人だった。でもぼくが施設に行くと、出迎えに来てくれたり、顔が見える場所にいると手を振ってくれたり、帰りも姿が見えなくなるまで見送ってくれたりしていた。
ぼくは最初、Kさんはみんなにそうしているんだろうと思ってたけど、そうじゃなかった。施設の看護師さんにKさんと仲良く話すぼくの姿を見られたとき、看護師さんは男と話すKさん、ましてや週に1回程度しか来ないぼくと仲良くするKさんに驚いていた。
いつからKさんと仲良くなったのかは覚えてないが、Kさんは言葉をあまり発せられないのに、なぜか仲良くなれた。重度の知的障害もあったから、話しかけた内容も恐らくあまり理解できていない。でも、ぼくがどこから来てるかとか、髪型とか片言だけど、よく話してくれた。
こう振り返るとコミュニケーションって言葉だけじゃないのかもしれない。全身や仕草、雰囲気から出るものなど、多くのことが合わさってコミュニケーションとなるのかも。
Kさんも人事部長もなぜぼくに関心を寄せてくれたのかはわからない。特別なことはしてないし、ゴマをすったわけでもない。でもKさんは前担当者のときは話しかけなかったそうだし、人事部長も他の同期にない魅力を感じると言ってくれた。
なんだか自慢話みたいになってしまったけど、自慢したいわけじゃなくて、ADHDはGiftedという名にふさわしい経験をできたから、ぼくは ADHDってマイナスだけじゃないと思う。
きっとミスが多かったり、周囲となじめなかったりする代わりに、もっと多くの魅力をADHDの人は持っているのだと思う。試練を与えられた人は試練を乗り越えていくしかないし、その試練の先には喜びがある。
みなと同じになるのは簡単だけど、ぼくはみなと同じでいたくない。だから、ADHDというのはみなと同じにならないための個性なのだと思う。
ぼくがそうであるようにADHDだからってコミュニケーション能力が低いわけじゃない。苦手はあっても、他の人よりも特段と高いコミュニケーション能力を発揮できることもある。
だからADHDだからコミュニケーション能力が低いんだって悩んでる人は、自分の魅力を再確認して欲しいな。ADHDという個性があるんだから、みなと違う個性があるんだから、自分なりの魅力があるはず。Kさんはぼくにそのことを教えてくれた気がする。
毎週その施設は行かなきゃいけなくて、Kさんが座ってた席も毎回通るしここまで仲良くなれた入居者さんは他にあまりいない。だから行くたびに思い出すだろうなぁ。もう帰るときも見送ってもらえないんだなぁと思うと、すごく寂しい。
自分の魅力って言葉にするのは難しいけど、Giftedという名の通りどんなADHDにも必ず魅力がある。ADHDだからコミュニケーション能力が低いんだって諦めてた人は、あぁそんなことないんか!って明るく前を向くことからはじめてみてはどうでしょうか?
はじめまして、shinと申します。
僕もADHDで、ブログを回ってこちらに来ました。
希望のある記事ですね。
僕はどちらかというとコミュニケーションは得意な方ですが、あまり会話を覚えられなくて、よく、そんなことあったっけ?と、なります。
記憶力が良くなれば、もっと社会に適合しやすいかなあ、などと思っているのですが。
shinさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
僕も人の会話を覚えていないことはしょっちゅうです……というより興味のある人との会話は覚えているのですが、友人などとの会話はほぼ覚えてません^^;
仕事だと困りますよね。。僕も一時期、悩んだことがあるのですが、愛想というか愛嬌って大事だなって今は思います。
今ではなんだ〜こいつじゃしょうがないや!ってキャラとして明るく捉えてもらえるようにしようとしてます。
もちろんただふざけてるだけじゃそうはなれないので、真面目な部分で何かプラスαのことを相手にする意識を持って接するようにしたら、だいぶ楽になりましたよ!
一つの面で劣るところは、それを直すのではなく、他の部分でカバーできないか考えてみると意外な対処法があったりするかもです^ ^
僕もADHDですが、沢山共通点があって、世の中には同じような人もいるんだとびっくりしました(笑)
特に、どの職場に行っても自分にはまる人がいるという事と、会話は得意ではないけど、大勢の知らない人のいる場所にいくことは得意というところです!
僕の経験は、社会人初の仕事で、当時はめちゃくちゃぼそぼそしていて、礼儀知らずでだめだめで、こんなやつと接したいと思う人いないだろってくらいの人間だったんですが、最終的には会社で一番飯に連れて行ってもらえたし、飲みに連れて行ってもらえたし、高級な服やアクセサリや、ワイシャツやらなにからなにまでもらえました。お願いした事は一回もないんですけどね・・・
次はとある専門職の勉強会に参加していたんですが、そこの講師が偉く僕を気に入ってくれて、会って2週間くらいなのに、飯やらジュースやらごちそうしてくれて、しかも当時はお金に困っていたんですが、10万円貸してくれたんですよね。考えられますか?会って2週間ですよ!?(笑)
また、Giftedっていう前向きな考え方もすごい好きですね。僕はどちらかというと、めんどくさがりなので、個性的にはいたくなくて、周りと同じ様に生きたい、生まれていればよかったと願ってはいるんですが、僕の特性がそれをよしとはしてくれないので、この壁を乗り越えられるように頑張ります。
ちなみに僕も会話は苦手ですが、一方的にしゃべるのは得意です(笑)
コメントありがとうございます!!
ぼくもネットを通じて、同じような人はいたんだなと初めて感じました。
周りと同じように生きたい、生まれていればよかったという気持ちは、ぼくは離婚を通して芽生えました。
それまではあまり気にしてなかったですが、自分でもどうして衝動的に動いてしまったのかがわからなくて。
一方的に話すのが得意、など長所を研ぎ澄ましていくしかないですよね。
はかいこうせんを放つピカチュウをぼくもいつも目指しています。