寒い寒いさむい!さ、さ、さ、さ、むい!
と思ったら、あ、あ、あ、あ、つい!むしむしむしむし……むしあつい!
鹿児島は今、変な気候であります。
さて、過去のお話ばかりしてるのでたまには今のお話もしてみます。
僕は今、薬剤師とwebライターの仕事をしています。
今日は薬剤師のお話。
薬剤師
僕は薬剤師になりたくてなったわけではない。でも今は、多かれ少なかれ僕にこの道に進むように勧めてくれた両親と祖父に感謝している。
薬剤師=薬局にいる人
多くの一般的な模範回答はこうでしょう。
でも僕はそう思わない。
と言うよりも、そうじゃない道があってもいいんじゃないの?と思っている。
何でもかんでもADHDと結びつけるのもどうなのか……とは思うが、こういう一般的な回答を好まない性分も今まで生きてきた中で生き辛さを感じてきた。
僕は模範解答が嫌いなのだ。
模範解答ではない回答を探したくなる。
だから薬剤師になるときも就職活動はテレビ局を中心に化粧品会社とか……薬剤師とは関係ないところを受けた。
今思えば単なるキラキラ就活だったのだが、この就活で拾ってもらえた地元の会社が僕にwebライターとしての道を拓いてくれた。
そしてさらに薬剤師という資格を前面に押し出すのではなく、付加価値として自分のスキルのプラスαとしてwebの仕事の際には利用している。
さて、今回は薬剤師の仕事についてだが、薬剤師になって気づいたことがある。
それは……
恐ろしく調剤ミスする
なぜこんなにもミスするのかよくわからない。
指差し確認をしようが、目と手を駆使して確認しようがミスをする。
倍量投与や28日分薬をつけ忘れ飲ませ忘れるなど……
教科書に出てくるだろうヒヤリハットも実生活で経験済みだ。
調剤ミスは薬剤師なら誰でもある。
でもこんなにも高頻度でかつ同じミスを繰り返す薬剤師はそうそういないだろう。
僕は調剤を行ったときに自分のできなさにガッカリした。
ADHDの人で薬剤師の人はどのくらいいるのだろう?
そして調剤ミスをしないようにどう工夫しているのだろう?
薬局のタイプにもよるが人を殺しかねない仕事。
たとえ皮膚科の門前としてもワーファリンを扱わないと言い切る薬局はそうそうないだろう。
ワーファリンなど規格や量を間違えただけで簡単に人を死に追いやってしまう。
この薬は扱いません!ということができるならいいがそうはいかない。
そう考えると、調剤ほどADHDの特性と噛み合わない業務はない気がする。
自分では正しいことをしているつもりが実際は無意識で違うことをしていたりするからだ。
ADHDにも様々なタイプがいるのだろうから、全員には当てはまらないだろうけど……
でもある程度の改善はできるはずだ。できないと決めつけるのはよくない。
できないものはできないし、苦手なものは苦手。それをわきまえた上で、どうしたら少しでもできるようになれるかを考えることが重要。
それにはやはりパートナーの理解と協力が必要不可欠だと僕は思う。
実際、僕はパートナーの理解と協力を受けだいぶ助けられている。
前述したようにヒヤリハットを経験しても次はどうしたらいいのか、この場合はどうしたらいいのか一緒に考えてくれる……
そういうパートナーがいれば薬剤師自体の仕事も前向きに行えるのかな?と思う。
もし調剤を行うなら、パートナーの理解は必要不可欠だと僕は思っている。
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はじめまして
「ADHD 薬剤師」 で検索して辿り着いた者です。
わたしは薬剤師免許は取得しましたが、それを使わずMR職に就きました(よく採用してくれたなと思います)。
理由は、大学時代に、実習先の薬局で調剤ミスをしまくり、鬱になったからです。
自尊心と、存在意義が薄れました。
ミスが人の命に関わる仕事なので、薬剤師は諦めました。
ブログ主様もミスをしていたと書かれておられましたが、私の場合、同僚のオバサマ方からの対応にとてもじゃないですが、精神をまともに保つことができませんでした(ミスを何度もするので、冷たくされて当たり前ですが)
ブログ主様は、お勤めの薬局でミスを連発した際に、どのようにして乗り越えてこられたか、教えて頂けないでしょうか。
何卒、よろしくお願い致します。
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はじめまして!
初めてコメントいただけて、とても嬉しいです。
そして、私とまったく同じ状態だなと驚いております。
私も調剤ミスはするわ、ピッキングは単位を間違えるわ、監査はスルーしてしまうわでオバサマ方からはかなり冷ややかな対応を受けましたよ。。
正直ここの部分はストラテラを飲んでもあまり改善してないので、私も調剤が怖いです。
その後オバサマ方が退職し、残った同僚は私のミスを笑ってくれる文化があるから助かってる部分が大きいです。それに加え在宅専門の薬局という特殊性にも助けられています。
自分の工夫としては、どんなにがんばって意識してもミスをしてしまうので、他の部分でカバーしようと誰よりも配達に多く出たり、周りが困ってる時のカバーを意識したり違う部分でがんばるようにしています。
今は、調剤や監査は他の方に任せて自分はほとんど行っていない状況です。
私が所属している薬局が外来はせずに在宅のみという特殊性があるからこそ、自分の特性がそこまで表に出ておらず続けていられるのかなと思います。
当時ADHDだと知らずにサラリーマンもしていたのですが、やはり作業的な要素でミスを多発していました。
彼女の助言でサラリーマンのときは、とにかくメモ魔になる。To doリストを毎日しつこく見返す。といった工夫でかなりカバーはできていました。
でも先延ばしにしてしまう癖がどうしてもあり、そのまま忘れてしまうといったことも今でもあります。なので、私も手探りで日常を過ごしている状況です。
初めて同じ境遇の方に出会え嬉しく思います!
長々と書いてしまいすみません^^;
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返信ありがとうございます。
そうやって、苦しんでいる薬剤師さんや、私みたいな人間も、たくさんおられると思いますので、このようなブログはとてもありがたく感じます。
ブログ主様の幼少期の経験や、お母様の感じなど 私と同じすぎでビックリしました。夏休みは、ほんと母親との時間が憂鬱でした。。。
最近は、更新されておられませんが、是非とも続けて頂きたいです。
内容に関してですが、
やはり、今でもミスは出てしまうのですね。。
最近、懇意にして頂いている薬局さんで、バイトしないか?と誘われたのですが、信頼を失うのと、ミス連発が恐ろしくて、
断った次第です。
一生、免許を使用しないことを考えると憂鬱ですが、ブログ主様と同様に、自分らしさで生きていける何かを模索中です。
今後も拝見させて頂きますので、がんばってください!
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ありがとうございます!
そう言っていただけると嬉しいです。
誰かの役に立てばと思って始めてみたものの、あまり需要はないかなぁと思いストップしていた次第です。
少しでも励みになっていただけるのなら私も嬉しいです!またユルりと再開しようと思います^ ^
免許を直接使わなくても、そこに至るまでの過程で得たことや得意なことやりたいことを考えた方が有意義な人生かなと思います。
MRであれば間接的にも活かせてますしね!
私自身が好きだからというのもありますが、ケツメイシのRYOさんが書いている「涙でリールが見えない」という本から免許やこうしなければならないという想いに囚われず、もっと自由に生きた方が楽しいなということに気付かされました。
読み物としても面白いのでおすすめです!
私もコメントいただけ励みになりました。
また更新していきたいと思います!
今後ともよろしくお願いします^ ^